大正大学
2022 年 89 巻 4 号 p. 603-615
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高等教育の専攻の性別分離の遠因を「理系意識」の男女差に求め、小学5~6年生の女子が理系意識を持ちづらい要因を検証した。その結果、①算数の勉強への不安に由来するジェンダー・ステレオタイプの受容、②父親との接触頻度、③業績主義的価値観が、女子の理系意識の持ちづらさに関連しているということが分かった。教育機会の男女均等を目指すには、小学校教師の教科指導力という基本的な能力が重要であること等の示唆を得た。
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