化学工学
Print ISSN : 0375-9253
水平, 垂直固液混相流動について
都田 昌之今野 宏卓斉藤 正三郎前田 四郎
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1969 年 33 巻 1 号 p. 67-73,a1

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抄録

42.5mm水平管および30.2mm垂直管 (アクジル) を用い, ガラス粒予 (05-30mm) を液流速0.6-3.0mwsec。粒子濃度0-10%で送り, その圧損, 流体速度分布を調べた。また垂直管につして, 単一粒子および混相流の糧子速度を測定した.水平管における付加圧損は, 粒子と管壁の摩擦および粒子の浮遊エネルギーの和で示され, 一方垂直管においては, 粒子のホールドアップて表わされた。流体速度分布は粒子の物性, 濃度, 流速に影響される.単一判子速度は流速が小なる時は流体の平均流速よりも小であるが, 流速が大になるにつれてそれは逆転する.また同じような現象が混相流の粒子速度においても認められた、

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